本文へスキップ

Japanese contemporary art website.

アートの地平線

Tokyo,Japan

中村英夫のプロフィールprofile of hideo

中村英夫

中村英夫・肖像
1929年 東京都中央区入船に生まれ育つ。
実家は製本工場を経営していた製本師・装丁家、中村重義(製本師・装丁家)の三男。
名付け親は、書物研究家・「書物展望社」の齋藤昌三であった。

○明治大学政経学部を卒業。
○GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に1年間勤務。
○『秋田書店』創業時に入社。社員として勤務しながら独学で学んだ絵で『譚海』誌に絵物語を描く。
 社外の仕事がきっかけとなり秋田書店社長から独立を勧められ、退社して専業の絵物語作家となった。

○退社後、『中本達也(元多摩美術大学教授・第3回安井賞作家)』と舞台美術の仕事にも携わる。
○漫画による絵物語の衰退で挿絵画家に転向。
○交友関係は山川惣治らであった。


挿絵時代

江戸川乱歩・中村英夫-日本推理作家協会
「日本推理作家協会」の懇親会に於いて(1950年代頃)
オレンジ色の矢印が、中村英夫
水色の矢印が、小説家・江戸川乱歩

○漫画原作者・『梶原一騎(「柔道一直線」「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」等)』と組み、少年漫画誌に連載する。
 ・高山一夫物語 うなれ!!KOパンチ(絵:中村英夫)1961年
 ・プロレス悪役物語(絵:中村英夫、石原豪人)1962年
 ・プロレスの王者 力道山物語(絵:中村英夫)1962年
 ・栄光!リングの鬼(高森朝雄名義、絵:中村英夫)1962年
 ・快男児物語 少年ジンギスカン(絵:中村英夫)1964年
 ・動物悪役物語(絵:中村英夫、石原豪人、小松崎茂)1965年
 ・プロレス怪人物語(絵:中村英夫)1966年
 ・プロレス名勝負物語(絵:中村英夫)1966年
 ・せむし怪人ののろい(絵:中村英夫)1967年
 ・プロレス世界の怪人ベストテン(絵:中村英夫)1967年
 ・馬場のぼる決戦録 ふみつぶし魔との死闘(絵:中村英夫)1967年
 ・野球王ベーブ・ルース物語 ちかいのホームラン(絵:中村英夫)1967年
 ・涙のホームラン王(絵:中村英夫)1968年

○小学館刊行の世界の名作シリーズ、集英社、講談社、朝日ソノラマ刊の児童向け単行本、福音館刊行の絵本、少年、少年サンデー、少年マガジン、少年キング、少年チャンピオン、明星、平凡、学研等に連載していた。

中村英夫・画「少年ジャンプの創刊号の表紙(1969年)」
○1969年「少年ジャンプの創刊号の表紙」の絵を描く。


挿絵時代から、洋画の世界へ

中村英夫・肖像
○1970年代より、洋画に転向。
○1972年 海と山の空展、精鋭作家20人展
○1973年 新時代展出品、三人展
○1974年 新時代展出品○1975年 自然協会を設立
○東武、新宿小田急、東急(札幌・吉祥寺・渋谷本店)、そごう(千葉・大宮・横浜)、東京大丸、西武グループ、三越、松坂屋などの全国のデパート・百貨店で個展を開催。

現在、日本美術家連盟会員
中村英夫・サイン


inserted by FC2 system